スタートから使用するのはうーたんキッズで10年使っているどんぐり倶楽部の文章問題です。スタンスとしては『答えはおまけ』正解を重視しません。わからない時はわからないままでいいんです。実際その問題は時間がかかったとしても、そのうちにわかる時期が来ます。やり方を教えたり、ヒントをあたえて正解しても自分で考えたことではないので、目先の正解です。また、それらは子供たちの貴重な成長の機会を奪ってしまうことになります。
重要視していることは『オリジナル』。自分の考えを持ち、更にその考えを『工夫する』ことが今の子供たちに必要なこと・時間です。『問題は一回して読んではいけない』『わかっても絵を描く』『書きを終わったら確認をする』などのルールがいくつかあり、そのルールがもっとも重要だと考えています。必ずしも解く問題は難しい問題である必要はありません。どんなに簡単な問題でも全ての文章を絵に書き下ろす力や道筋を立てて考える力を身に付けることができます。これは難しい問題に直面した時にとても重要な能力です。そして頭で考えるのではなく、描いた絵を見て考える。ここまでできるようになれば、教わったことのない難題でも解ける可能性が高くなります。絵の力は想像以上でしょう。
子どもたちに「習ってないからわからない」なんて言わせたくない。習っていないからこそ、そこに楽しさを見つけてほしい。
問題例
今日はヒカルぴょんの誕生日です。カラスさんからは高級クモを5匹、モグラさんからは柔らか ミミズを8匹貰いました。クモはミミズの4倍の値段がします。クモ1匹の値段が80円なら、皆 で何円分のプレゼントを貰ったことになりますか
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